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ソフトバンクグループで格安SIMサービスを行っているLINEモバイルは、2018年8月30日(木)にソフトバンク回線でのデータフリー機能を本日から開始すると発表しました。昨日、ソフトバンクが『ウルトラギガモンスター+(プラス)』にてデータ容量がカウントされない『ギガノーカウント』を行うと発表しましたが、これでソフトバンクグループとしての戦略が見えてきました。
データフリーとギガノーカウントで少し違いがある
同じソフトバンクグループでもデータ容量カウントされないサービスでも違いがあります。SNSのみならず動画サービス(YouTube、AbemaTV、TVer、GYAO!、Hulu)もノーカウントとなるソフトバンクの『ウルトラギガモンスター+(プラス)』に対して、LINEモバイルのデータフリーでは、SNSがメインとなるサービスになっており、上記のような動画サービスは、対象外となっています。LINE MUSICのデータフリーは、LINEモバイル独自のサービスとなっています。
しかし、ギガノーカウントの中でLINEが対象外となる部分に『音声通話とビデオ通話』があるのですが、LINEモバイルのデータフリーでは、サービス対象内となっています。この部分は、普段LINEで通話を行っている方からすると大きな違いになるのではと思います。このような部分で差別化も図っているようですね。その他SNSサービスに関しては、ギガノーカウントとデータフリーでほぼ一緒になっています。
LINEに関するデータフリー対象表 | |
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トーク機能の利用 | テキストおよび音声メッセージの送受信 / スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信 / 無料通話・ビデオ通話 |
タイムライン機能の利用 | 画面表示・投稿(画像・動画含む) |
ニュース機能の利用 | 「ニュースタブ」画面の表示(画像・動画含む) |
その他の利用 | スタンプ・着せ替えのダウンロード / アカウント設定に関わるご利用 / 友だち一覧画面の表示・友だち追加 / 「その他」画面の表示 |
ドコモとソフトバンク回線間のデータプレゼントも可能に
LINEモバイルの中でドコモ回線とソフトバンク回線のユーザーは、データ容量のプレゼントを行う際に同じ回線のユーザー同士でなければ、プレゼントを行うことができませんでしたが、8月30日からドコモ回線とソフトバンク回線と違う回線同士でもプレゼント行うことができるようになりました。
ソフトバンクグループとして動き出したLINEモバイル
前回のソフトバンク回線を扱うと発表したLINEモバイルの発表会では、あやふやな部分なども多く大丈夫なんだろうか?と思うユーザーも多かったと思いますが、今回のソフトバンク回線がデータフリー対応という発表で安心するユーザーも多いのではないかと思われます。
さてこれからのLINEモバイルですが、ソフトバンクグループとしてのサービス差別化も出てきてソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルと同じ店舗に並ぶイメージも見えてきました。今までソフトバンクとワイモバイルが実店舗で運営しLINEモバイルは、オンラインでの申込みがメインでしたが、サービスに特徴が出てきたことから一気に変わっていくと思います。これからのソフトバンク少し楽しみに思えてきました。