360度カメラInsta360oneXを製品レビュー | ジンバル級の手ぶれ補正機能搭載

360度カメラInsta360 ONE Xが発表!ジンバルいらずの手ぶれ補正

■更新情報■10月11日:紹介動画を掲載

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モビカメ(@mobicamenet)です!

360度カメラInsta360シリーズの生産販売を行うShenzhen Arashi Visionは、9月26日にGoProHERO7との手ぶれ補正比較ティザー動画で告知していた新製品『Insta360oneX』を発売すると発表しました。Insta360公式サイトであるInsta360.comもしくは、代理店であるハコスコから予約購入することができます。

Insta360 ONEでは、バレット撮影など360度の新しい撮影機能を搭載するなどテレビ等のメディアでも多く取り扱われましたが、今回のInsta360oneXも画期的な手ブレ補正やWiFi接続に対応するなど新機能が盛りだくさんですので順番に紹介していきます!最後に予告を掲載していますのでよかったらご覧ください。

Insta360oneXの専用オプション品などを紹介する記事も一緒にご覧ください。

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Insta360 ONE Xの製品スペック

360度カメラInsta360 ONE Xが発表!ジンバルいらずの手ぶれ補正

まずは本体外見について紹介します。

過去のInsta360シリーズでは、iPhoneやAndroidのスマホにあるLightning端子やMicroUSBなどの端子に接続して使う仕組みになっていましたが、Insta360oneXではiPhoneとAndroidどちらのスマホでも利用できる仕組みになったので取り除かれ、きれいなフォルムのスティックタイプデザインとなりました。

表裏面には、画質が向上された最大5.7K(30 FPS)の解像度まで動画撮影できるカメラ、そして今までになかった液晶ディスプレイが搭載され、電池容量、WiFi接続感度、撮影時間や撮影モードの情報が本体のみでわかるようになりました。ボタンは表面に2つあり短押し長押しにより機能が搭載されている(下記図参照)本体側面から着脱できるバッテリーの充電は、MicroUSBポートにて行う仕組みとなり、バッテリーはオプションにて別途購入することができます。本体底部には、一般的な1/4インチサイズの三脚ネジ穴とMicroSDカードスロット(最大128GB)が搭載されています。

Insta360 ONE Xボタン動作
上ボタン下ボタン
短押長押短押長押
撮影・確認撮影モード
変更
写真動画切替
カメラ設定切替
電源
ON/OFF

次にInsta360oneXのカメラ機能に関して紹介します。

5.7K360度のハイクオリティな動画撮影

Insta360oneXの最大の特徴は、動画性能を飛躍的に向上させてきた点が大きなポイントだと思います。

最大解像度は、業務用以外では初となる5.7K(30FPS)の撮影が可能になりました。スローモーション撮影の解像度もInsta360ONEと比べ上がっており映画のような動画も撮影できそうです。

静止画撮影も1800万画素のセンサーにより今までよりもきれいな画が期待できそうです!

様々な撮影環境下に便利なオート撮影や、撮影環境に合わせてカメラ設定を、自分で設定できるマニュアル撮影にも対応、ISO感度、EV値、ホワイトバランス、シャッター速度を調整することができます。撮影モードには、HDR写真、タイムラプス、ハイパーラプス、インターバル撮影、タイマー撮影機能が搭載されています。

FlowState:ジンバル不要ジンバル級手ブレ補正

insta360新製品はGoproHERO7を超えるすごさinsta360one後継機か?

Insta360ONEにも搭載されていた手ブレ補正システムである『FlowState』が進化し、すべての角度の動きを分析、ジンバル不要な程のなめらかな動画を撮影することができるようになりました。ティザー動画でも、バク転やジャンプをしたり走ったりと激しい動きの中、上下左右の振動がほとんど見られない動画でした。Insta360ONEがバージョンアップした際もアップ前と比べてなめらかさが動画を見てわかるぐらいの変化があり衝撃を受けましたが、Insta360oneXではハードウェアもバージョンアップされているので注目の機能です。

バレットタイム撮影は3K画質に対応

Insta360 ONE バレット撮影

映画マトリックスの名シーンのような動画が1台のカメラで撮影できるという画期的な機能として注目されたバレットタイム撮影機能がInsta360oneXでも搭載されています。しかも画質が大幅に向上され3Kに対応しより広角なバレットタイム撮影を楽しむことができるようになりました。ハードウェアも向上されているので撮影後の処理も早くなっている・・・と思います。(記事の最後をご覧ください)

撮影時の利便性が高まる待望のWiFi接続に対応

WiFi接続

Insta360ONEを利用されている方は、Bluetooth接続で撮影データ転送の遅い、撮影時にプレビューが見れない、遠隔で撮影できる距離が短いと不便に感じる機会があったと思います。もっと早く通信して次の撮影をしたい!どんな動画になるか見ながら撮影したいとモビカメも何度思ったことか・・・しかし、そんなこともInsta360ONE Xでは、問題ないです。待ちに待ったWiFi接続に対応しました!WiFi対応により撮影データの高速化撮影時のプレビュー表示Bluetoothよりも遠距離でのリモート撮影と撮影時の利便性がかなり向上されます。対応周波数帯は5GHz帯、日本で発売されますので、もちろん技適認証もされています

無線では心配という方も考えられるので、スマホへ有線での撮影データ転送にも対応しています。(Lightning,USBtypeC,MicroUSB変換ケーブル同梱)

専用アプリで撮影時も撮影後も楽しめる

Insta360oneXでは、カメラ単体での撮影も液晶ディスプレイが搭載されたことによりしやすくなっていますが、プレビューなどを見る為にスマホと接続して利用する機会が多いと思います。iPhoneとAndroidスマホに対応した専用アプリで撮影時のみではなく、撮影後も写真や動画を素敵な作品にすることができます。

編集の新機能として『TimeShift』が搭載されました。撮影した動画にて一部分の再生速度を変更することができる機能です。はじめは通常速度からはじまり、注目したい部分を速度を落としたり、すばやく見せたい時はスピードを上げたりという様な動画編集をスマホアプリだけですることができます。

Insta360 ONE Xスペック表

Insta360one X製品スペック表
レンズF2.0
重量(バッテリー込)115g
サイズ115mmx48mmx28mm(DxWxH)
写真解像度6080×3040 (18MP)
動画解像度5760×2880 @30fps
3840×1920 @50fps
3840×1920 @30fps
3008×1504 @100fps
写真フォーマットinsp,jpeg(アプリで変換可能),dng(RAW)
動画フォーマットinsv,mp4(アプリで変換可能),LOG
動画コーディングH264
写真モード標準360度写真
タイマー360度写真
インターバル360度写真
RAW 360度写真
HDR 360度写真
動画モード標準360度動画
タイムラプスモード
バレットタイム
Log 360度動画
ライブ配信モード360度ライブ配信
FreeCast (配信側から見せたい視点を選んで配信するモード)
EV値-3EV~+3EV
露出モード自動
手動(シャッター速度1/8000s-120s、ISO感度100-3200)
シャッター速度優先 (1/8000s-2s)
ISO感度優先 (100-3200)
ホワイトバランス自動、曇り、太陽光、蛍光灯、白熱電球
電源供給1200mAh (5V2A)
持続時間5.7K@30FPSまたは4K@50FPS動画撮影の場合、約60分持続可能
充電時間5V2Aの電源で充電する場合、100分で満タン
9V2Aの電源(公式充電器)で充電する場合、60分で満タン
充電方法MicroUSB
BluetoothBLE4.0
Wi-Fi5G (最大20メートル範囲)
USBMicro-USB
SDカードUHS-I V30の転送速度,exFAT(FAT64)フォーマット必要(最大128GBまで対応)

Insta360 ONE Xの紹介動画

Insta360の公式YouTubeチャンネルにて紹介動画がアップされましたので追記します。

Insta360 ONE Xのことをメーカーへ質問してみた

今回の記事を書くにあたり、Insta360oneXのことをメーカーの方へ質問してみました。

Insta360 ONEと比べてできなくなった機能はないか?

Insta360 ONEでできて、Insta360oneXができない機能はほとんどないとのことです。ほとんどという言葉が気になりますが。

マイク機能はInsta360 ONEから向上してる?

マイク機能は、Insta360ONEよりも改善されていて、本体上部と下部の2つになっています

執筆時の段階では、実機がないので試すことができませんが、メーカーからサンプル機をお借りする予定ですので到着次第実機レビューを行いたいと思います。

それまでになにか質問がある場合は、メーカーへ確認致しますので下記ツイートのコメント欄もしくは、問い合わせフォームへ連絡ください!

今回は以上です!見て頂きありがとうございました!

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